OC珍獣 プレイング基本編 普遍的な回し方の指針 中級編1
今回は普遍的な回し方の指針 中級編を書いていきます。
中級編では「デッキの中身を掃除する」について書いていきます。
基本的にデッキが止まってしまったOC珍獣は弱いです。
今はJOKERの充実やシステムの変更(ルインリードの存在やトリガーインセプのORが可能になったこと)で止まることはほぼないですが、デッキをガンガン回したいときにはかなり必要な技術になります。
それに付随してデッキをきれいに掘りきる方法を書いていきます。
このデッキを回してておこりえるデッキの止まり方としては「デッキの下の方にトリガーやインセプが重なってしまった。」「OCしないで出したユニットやサー珍を」引いてしまいカードがドロー出来なくなった。などがあります。これを解決する方法としてルインリードや、逆重ねなどが重要になってきます。また構築でも特定のメタに対してなどといった理由でインセプを多めに入れられる方がおりますが、基本的にはこのデッキはガンガン回してるほうが強いため、サーチ以外のトリガーとインセプは極力少なめにします。
・「デッキの底にトリガーやインセプが溜まってしまった。」
今はこれでデッキが止まることはなかなかないですが、ルインリードを使えない試合(サブのJOKERが非常に重要なため、ルインリードに使いたくない場合)では起こりえる問題です。 これを防ぐためには「残りデッキ枚数が少ないとき手札にあるトリガー、インセプがデッキ内まだある場合敢えて刺さずに手札に蓄えておく」ということをしましょう。こうすることで余ったトリガーを重ねデッキを掘りつつ2週目に移行したり、余ったトリガーインセプを重ねた上でルインリードでそれを捨てデッキを回すなどといったテクニックも重要になってきます。 またユニットでも同じ事が言えます。
ハンデスされたりしょうがなく出したユニットは同じ周回ではOC出来ないですが、 そのようなときはすぐに捨てたり軽減したりするのではなく
デッキにある分も引いてORし不要牌を減らした後に捨てるなどするとドローが稼げます
(手札に1枚犬 デッキに1枚犬があった場合犬を引いて、重ねてからルインリードや軽減にさしたりすることで不必要なカードを処理する回数を減らすことが出来ます。)
次回は逆重ねの有用性について解説します。
OC珍獣 プレイング基本編 普遍的な回し方の指針 初級編
今回はOC珍獣の回し方について説明していきます。
略語を多用しますので分からない方はマリガン基準の記事を見てください。
・回し方の指針
回し方は普遍的なものと、特定の相手に対して行うものの2種類があります。
特定の相手に対し行うものは別の機会に書きます。
普遍的な回し方の指針
「①サーチ先を素引きしてからサーチカードを使う」「②このターンいらないカードは引かない」「③デッキの中身を掃除する」「④サー珍はOCし攻撃する打点である」「⑤1周で何点打点を取るか考える」
難易度でいうと①と②は初級 ③は中級 ④、⑤は上級となります。
今回は①と②についてみていきます。
「①サーチ先を素引きしてからサーチカードを使用する」
OC珍獣を使う人が最初に見られる行動が、CPが余っているからサー珍を出してデッキを圧縮しようという考え方です。 これは基本的には間違っています。
極端ですが、手札にブロックナイトが1枚ありデッキは30枚デッキの中にはブロックナイト2枚と犬が3枚 という状況があったとしましょう。
ここでブロックナイトを出すとデッキ枚数は29枚 緑は4枚となります。
これでは次に緑カードを引ける確率は4/29 になりますが、ここでブロックナイトを出さないで我慢します。そうすると次にカードを引くとき5/30で引けます。確率にすると前者は13.3%後者は16.6%で緑を素引きできることになります。 なのでデッキ圧縮は2の次で重ねられるカードを素引きしてからサー珍やトリガーを使うことが重要です。またサー珍を召喚したことにより手札にサー珍がいなくなり次のターントリガーを引いた際に召喚するものがなくなりデッキが止まる恐れもあります。 サー珍はすぐ死んでしまうので、ブロッカーとしての信頼性は低いです。 サー珍は大事に出しましょう。
「②このターンいらないカードは手札に加えない。」
これも1と考え方は同じになりますが、このゲームはターン終了時に手札を5枚にしないといけないことからいらない手札は邪魔になります。 とくにOC珍獣は手札が増えやすいデッキなので、それが顕著です。 ターン終了時に色々なレベル1や2のユニットをハンドに抱えどれかを捨てないといけないというのはOC珍獣のミスプレイングでよくあることです。 また「実」はOR以外で墓地に落としてしまうとOC出来なくなり邪魔なカードになるので避けたいところです。
またサーチでカードを先にひいてしまうと素引きできる確率が減りOCを作るのが遅くってしまいます。
以上のことから無駄なサーチは行わずときにはCPがあまってたりやれることがあってもあえてやらずにターンを渡すプレイングができるようになりましょう。
OC珍獣を知らない人へのデッキ紹介
今回はOC珍獣デッキの紹介です。
1.そもそもOC珍獣デッキとはどのようなデッキ?
OC珍獣とはサー珍と呼ばれるユニット(デビルウインナー、ブロックナイト、カパエル、マキガイさん)とサーチトリガー(学びの庭、ノンストップジャーニー、金色の神殿、ターニングポイント)でデッキを高速で回しOCユニットを大量に作成、OC時にアドバンテージが取れるユニットを召喚し盤面に干渉、OC効果による速攻能力を使い打点を与えていくデッキになります。上手になれば基本デッキは2周~3.5周するぐらい回ります。
2.OC珍獣を使うメリット
OC珍獣を使うメリットとしては4種類ほどありますが、大まかには下記の通りです。
・安い
・強い
・環境にいない
・楽しい
1)安い
これは基本的なパーツはすべて無料で手に入るため基本的に金はかかりません。
2)強い
強いです。 弱かったら使いません。
3)環境にいない
カードゲームにはメタゲームといい流行のデッキに対して構築なり、プレイングで対策を敷くことが求められます。この点においてOC珍獣は全くと言っていいほど環境にいないため、あまりメタられていないです。
4)楽しい
正直これにつきます。 カードを引ける枚数がほかのデッキに比べて圧倒的に多いです。
3.OC珍獣を使うデメリット
次にOC珍獣を使うデメリットは下記のものがあります。
・難しい
1)正直これしかないです。
非常にプレイ難度が高く動きがほかのデッキと全然違うためこのデッキだけは回せないという方が多いです。
ですが慣れたらこのデッキ回すのが楽しくてしょうがなくなります。
このブログを見てOC珍獣を使う人が増えてくれると嬉しいです。
増えたら増えたでミラーなんかやりたくないですが笑
OC珍獣 プレイング編 マリガン基準
今回からはプレイング(マリガン基準)に関して話そうと思います。
プレイング編を後述にまた書きますが、それを見てからもう一度これを見ると分かりやすいかもしれません。
その前に以後省略する単語について説明します。
サー珍=各色サーチ珍獣
シヴァ=破壊少女シヴァ
ウォーバウンド=犬
ホルス=ホルス
ダルマ=ゴールドダルマン
リーナ=見習い魔導士リーナ
庭=学びの庭
ジャニ=ノンストップジャーニー
神殿=金の神殿
赤=デビルウインナーor破壊少女シヴァ
黄=カパエルorホルスorゴールドダルマン
青=マキガイさんorリーナ
緑=ブロックナイトorウォーバウンド
x=色を表します 赤or緑or黄or緑のことです
y= 色を表します。同じ文節で出たX以外の色を表します。
OC=オーバークロック
OR=オーバーライド
3-2-3=逆重ねのパターン OCユニットをあえて逆に重ねてレベルを下げる行為です。
2-2-3=逆重ねのパターン レベル2のユニットに1のユニットを逆重ねしてレベルを止めます。 いずれもレベルの段階を示しています。
今回はOC珍獣のマリガン基準についてです。
その前に一つ大前提で知っておいていただきたいのはサー珍は4体いますが、そのうちの何体かは「サーチ珍獣はOCして攻撃する打点」だと思っておいてください。
例外はありますが、全てのプレイング指針においてこのことは頭に入れてください
赤単相手の場合は妄信的にこのことだけ考えてください。
マリガン基準の指針となるのは基本1週目でサーチ珍獣をOCして打点を作れるか否か?
これにつきます。
基本的にはサー珍+トリガー(神殿だとなおよい)+サー珍と同色ユニットで止めます
理由としてはこのゲームは7枚までしか手札を持てず不必要なカードはデッキの中に置いておきたいためです。
神殿はサー珍と同じ色のユニットとして考えます。
例えば初手の手札が、ブロックナイト✕2神殿+αとしましょう
神殿セット ブロックナイト召喚 ブロックナイト召喚とすると
手札には犬✕2+ブロックナイトor犬となります。これですぐに犬のOCが完成します。
このようにサー珍+同色OCユニットが手札に3枚以上ある場合、即OCを作成できます。
OCを1種類ずつ一気に作成すれば盤面を返しやすいのと、ターン終了時に手札を捨てることがなくスムーズにOCを作れ且つサー珍もOCしやすくなります。
黄属性に関してはOCユニットが2種類あるため、基本序盤で作成することはあまりないと考えてください
手札に関連性のあるものが3枚以上ある場合止めると考えてください。
実戦でそこまできれいにそろうことは稀なのでだいたいX色2枚+トリガーとかで止めることが多いですが、うまく回せば回るのであまり厳密じゃなくていいです。
以下私が止める例を挙げていきます。
サー珍+トリガー3
サー珍+同色OC+トリガー2
同色サー珍✕2+トリガー
x色3枚+α
x色サー珍✕2 Y色サー珍+y
以下数種類くらい初手を提示し、マリガンするか否か書いて置きます。
先手マリガン 後手キープとかいてあるものは実際先手でも妥協キープし先手なにもせずエンドで2tから動きだすことが多いです。
カパエル ホルス 庭 デビルウインナー
先手:マリガン 後手:マリガン
カパエルホルスが別の色だったら始めた可能性もありますが、黄色はダルマを
引っ張ってくるリスクもあるためマリガン
この手札で始めてしまった場合先手は何もせずエンド、後手は初手で庭セット ホルスを出します。ホルスはOCしなくても仕事をしてくれる+庭で赤or黄サー珍を持ってこれるた場合重ねることができ、ORサー珍を作成できるからです。
ここでカパエルから出すとその時点でカパエルをOCさせることが出来なくなります。
庭が神殿だったら赤スタートできるため妥協キープするかもしれません。
マキガイさん 神殿 シヴァ ブロナ
先手:マリガン 後手:残りのマリガン回数が少ないならキープ
後手は手札が2枚増えるため緑or青or赤orトリガーが引ける可能性が非常に高く
神殿があれば回せにいけるためです。 後手でデビルウインナーor緑or青が引ければ
OCはすぐ作れます シヴァを引いた場合ORしデッキを掘ります。
なにも引けない場合御供を引きに行くためにデッキを掘ります。あまり行いたくはないです。
カパエル ダルマ 神殿 デビルウインナー
先手マリガン 後手時間無いのならキープ
後手は2枚増えるため、神殿があればなにかしらOCを作れる可能性が高いです。
ここで重要なのは黄色より赤サー珍+神殿の組み合わせに注目をしてください。
黄色はOC種類が多いため重ねにくいです。よって黄色を引いていない場合は赤からスタートをします。
マキガイ ホルス ターニングポイント カパエル
先手後手ともにマリガン
ブロックナイト ウォーバウンド 庭 シヴァ
微妙なラインです。このような同色が2種類+トリガーはよくあることですが、
結構キープしてしまいます。 先手の場合何もせずエンドします。
ブロナを出す場合は庭を必ずさしましょう。 ブロナを出して犬を持ってきた場合
サーチ珍獣がいなくなり、動きがとまります。
もしブロナを素引きした場合庭をささないでブロナを出しましょう。
ブロナを召喚すればブロナor犬をORすることで、サー珍を引いた場合その後庭さしてブロナを出すことでサー珍をORできます。
ブロックナイト ブロックナイト ウォーバウンド トリガー
先手後手ともに文句なしキープです。
赤or緑は序盤で出しやすいので初手にあると嬉しい色です。
coj oc珍獣 〜始めに&自己紹介
はじめまして。
ここでは、自分がよく使ってるoc珍獣について色々書いて行こうと思います。
独学の部分も多数あるため間違ってる部分もあるとは思いますが、よろしくお願いします。
自分はcojpからこのゲームを始め4000回~5000回程度oc珍獣を回しております。
ランク体はとりあえずjokerにはいる程度のレベルです。 1桁のトップランカーとかではないので、ご承知下さい
oc珍獣をメインデッキに据えた理由は、やはりKPの全バウンスが凶悪且つ大胆で面白いからです。
世間では珍獣はやはり相手との読み合いを放棄してる部分もあり、相手にすると嫌いな方は多いと思いますが使用率自体はかなり低いです。
それは皆使いこなせないから、メタられると弱いから。
これがおおかたの意見だと思います。
はっきり申し上げますとそのような事はないです。
現在cojpはサービス終了してしまったため、cojでの話になりますが、プレイング次第で極一部のデッキ以外には全て勝てます。
このデッキは強い、安い、面白い、柔軟性全てを内包しているカードゲーム史上稀に見る凶悪なデッキなので是非皆さん試してみてください
このデッキで勝てるようになると非常に面白くなりますよ。